2007年度:
『ミクロ計量経済学(II)』
本講義では統計資料を使用して経済問題を分析する上で、認識しておくべき統計上の問題および制度上の特色について論じている。例年、各国政府、中央銀行、民間研究機関が収集し公表している経済統計について、その基礎的な標本設計、集計方法、公開の状況など制度的な説明をした後、それらの統計を分析するのにふさわしい統計的手法について解説している。
2007年度は「ミクロ計量計量経済学(II)」について講義する。予定しているトピックは、1)ミクロ計量経済学の考え方、2)ミクロ経済統計学の手法、3)多項選択モデル、4)順序選択モデル、5)トービット・モデル、6)カウントデータ分析、7)政策評価分析である。
リーディング・リスト、参考文献などは講義の初めに配布、紹介する。また、必要に応じて随時、資料を配布する予定である。受講のための条件は特に設定しないが、実証分析に興味を持っている学生を歓迎する。成績は学期中に出す宿題と学期末の試験あるいはレポートによって採点する。
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