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経済研究 第57巻 (2006年)

Vol. 57, No. 1, 2006

論文
清川 雪彦
日本製糸業における発展要因の再考―比較技術史の視点から―
1-15
劉 徳強
経済改革の企業規模と生産性への影響―中国工作機械企業に関する実証分析―
16-29
山村 英司
企業間生存競争と産業発展プロセス―戦後日本オートバイ産業の発展，1948-1964年―
30-44
伊佐 勝秀
労働市場のネットワーク構造―都道府県データを用いた分析―
45-57
塩濱 敬之
日本の株式収益率に対する構造変化を伴うボラティリティ変動モデルによる分析
58-71
調査
吉原 直毅
「福祉国家」政策論への規範経済学的基礎付け
72-91
書評
池尾 和人
渡辺　努・岩村　充『新しい物価理論―物価水準の財政理論と金融政策の役割』
92-93

Vol. 57, No. 2, 2006

論文
寺西 重郎
1930年代はじめの社債有担化問題―政策決定における利害集団対立と政策思想―
97-109
福田 慎一, 鯉渕 賢
不良債権と債権放棄―メインバンクの超過負担―
110-120
三重野 文晴
東南アジアの工業化，直接投資と企業の資金調達
121-135
田畑 伸一郎
ロシア経済構造の変容(1991～2005年)
136-150
岩﨑 一郎, 鈴木 拓
体制移行と汚職行動―旧ソ連諸国の実証分析―
151-164
調査
西村 可明
移行国における年金改革
165-187
書評
木村 福成
深尾京司・天野倫文『対日直接投資と日本経済』
188-189

Vol. 57, No. 3, 2006

論文
西沢 保
福田徳三の厚生経済研究とその国際的環境
193-207
雲 和広
ロシアにおける地域間人口移動―Origin‐to‐Destination表の利用―
208-223
大塚 章弘
成長期待産業の生産活動における産業集積の役割 —新事業創出寄与事業を中心に—
224-235
成生 達彦, 鈴木 浩孝
チャネル間における価格―数量競争
236-244
菅 一城
戦後イギリスにおける郊外社会の特質とその原因―ニュータウンの社会調査の事例から―
245-259
調査
祝迫 得夫
1920年代のアメリカ経済の構造変化と大恐慌
260-270
書評
洞口 治夫
小島　清『雁行型経済発展論(第1巻)―日本経済・アジア経済・世界経済』，『雁行型経済発展論(第2巻)―アジアと世界の新秩序』
271-273
宮川 努
野村浩二『資本の測定―日本経済の資本深化と生産性』
274-276
溝口 敏行
谷沢弘毅『近代日本の所得分布と家族経済―高格差社会の個人計量経済史学（ﾊﾞｲｵｸﾞﾗﾒﾄﾘｸｽ）』
276-277
星野 彰男
竹本　洋『『国富論』を読む―ヴィジョンと現実』
277-279
川口 大司
James J. Heckman and Alan B. Krueger, Inequality in America : What Role for Human Capital Policies?
279-281
Nadezhda Mikheeva
Yegor Gaidar (ed.), The Economics of Russian Transition
281-284

Vol. 57, No. 4, 2006

論文
Pramuan Bunkanwanicha, Yupana Wiwattanakantang
Market Valuation of Political Power―Evidence from Politically Connected Firms in Thailand―
289-302
岡室 博之
高度成長期の新規上場企業のコーポレート・ガバナンスと企業家の役割
303-313
都留 康
自動車販売会社のインセンティブ・メカニズムとその改革―客観的成果指標を含む人事データによる実証分析―
314-327
不破 信彦, 伊藤 成朗, 久保 研介, 黒崎 卓, 澤田 康幸
インド農村部における児童労働・就学と家計内資源配分
328-343
湯田 道生
国民年金・国民健康保険未加入者の計量分析
344-357
調査
高村 多聞, 渡辺 努
流動性の罠と最適金融政策―展望―
358-371
書評
尾高 煌之助
園部哲史・大塚啓二郎『産業発展のルーツと戦略―日中台の経験に学ぶ』
372-374
黒須 里美
髙橋美由紀『在郷町の歴史人口学―近世における地域と地方都市の発展』
374-376
佐藤 博樹
都留康・阿部正浩・久保克行『日本企業の人事改革―人事データによる成果主義の検証』
376-378