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経済研究第55巻 (2004年)

Vol. 55, No. 1, 2004

論文

宇佐美誠
将来世代・自我・共同体
1-14

須賀晃一
外部性を伴うアロー＝ダスグプタ経済におけるマキシミン経路
15-25

蓼沼宏一
地球温暖化緩和への国際交渉―ゲーム論的分析―
26-37

高山憲之, 塩濱敬之
年金改革―バランスシート・アプローチ―
38-51

調査

鈴村興太郎, 篠塚友一
世代間衡平性への公理主義的アプローチ―展望―
52-71

論文

阿部修人, 小黒曜子
社長交代と外部出身取締役―Semiparametric推定による分析―
72-85

書評

鹿野嘉昭
Thomas J. Sargent and Francois R. Velde, The Big Problem of Small Change
86-88

本多俊毅
Campbell J. Y. and L. M. Viceira, Strategic Asset Allocation : Portfolio Choics for Long‐Term Investors
88-90

加藤淳子
戸矢哲朗著／青木昌彦監訳／戸矢理衣奈訳『金融ビッグバンの政治経済学』
90-92

Vol. 55, No. 2, 2004

論文

栖原学
ロシア経済と天然資源
97-110

中村靖
石油ガス国内価格とロシア経済―ＣＧＥモデルによる分析―
111-122

Evgeny Gavrilenkov
Sustainability of Growth and Development of Financial System in Russia
123-134

調査

久保庭眞彰
ロシア経済成長の新たな波と産業構造
135-154

論文

寺西重郎
1927年銀行法の下での銀行の集中と貸出
155-170

浅子和美, 原田信行
景況感とアンケート調査―変化方向と水準は異曲同工か？―
171-184

書評

花崎正晴
小佐野　広『コーポレート・ガバナンスの経済学―金融契約理論からみた企業論』
185-187

小池和男
清川雪彦『アジアにおける近代的工業労働力の形成―経済発展と文化ならびに職務意識』
187-189

Vol. 55, No. 3, 2004

論文

斎藤修
戦前日本における体位の決定要因―東北一農村の壮丁検査記録分析―
193-203

伊藤隆敏, 橋本優子
アジア通貨危機の震源と伝播―日次データ分析―
204-216

宇都宮浄人, 園田桂子
「全国企業短期経済観測調査」における欠測値の対応方法の検討
217-229

後藤玲子, 吉原直毅
「基本所得」政策の規範的経済理論―「福祉国家」政策の厚生経済学序説―
230-244

宮川努, 浜潟純大
わが国ＩＴ投資の活性化要因―ＪＩＰデータベースを利用した国際比較と実証分析―
245-260

調査

深尾京司, 権赫旭
日本の生産性と経済成長―産業レベル・企業レベルデータによる実証分析―
261-281

書評

佐藤幸人
Amsden, Alice H. and Wan‐wen Chu, Beyond Late Development : Taiwan's Upgrading Policies
282-284

Vol. 55, No. 4, 2004

論文

R. Anton Braun, 塩路悦朗
日本における技術的ショックと総労働時間―新しいＶＡＲアプローチによる分析―
289-298

原田勉
日本におけるＩＴの経済的効果とパラドクス
299-312

伊藤新, 渡辺努
財政政策の非ケインジアン効果―県別データによる検証―
313-327

祝迫得夫, 古市峰子
コーポレート・ガバナンスと会計問題―エンロン破綻とアメリカの制度改革を巡って―
328-344

Reiko Aoki, Sadao Nagaoka
The Consortium Standard and Patent Pools
345-357

調査

Tamotsu Nishizawa
The Economics Tripos and the Marshallian School in the Making —With Special Reference to His Industrial Economics—
358-378