黒崎 卓のホームページへようこそ

Last revision: September 20, 2024

What's New?

業績・ワーキングペーパー追加、英語論文および日本語論文 (September 20, 2024)
大学院講義関係資料:2024年度秋学期講義シラバス (September 20, 2024)

Corrigenda for Comparative Economic Development in India, Pakistan, and Bangladesh, 2017 (April 11, 2024)
『次世代の実証経済学』(大塚啓二郎・黒崎卓・澤田康幸・園部哲史編著、日本評論社、2023年の紹介 (September 17, 2023)
Curriculum Vitae revised (August 22, 2023)
『ストーリーで学ぶ開発経済学――途上国の暮らしから考える』(黒崎卓・栗田匡相、有斐閣ストゥデイア、2016年)の紹介 (April 5, 2016)
『これからの日本の国際協力:ビッグ・ドナーからスマート・ドナーへ』(黒崎卓・大塚啓二郎編著、日本評論社、2015年)の紹介 (April 3, 2015)
科学研究費(基盤S) 「途上国における貧困削減と制度・市場・政策:比較経済発展論の試み(PRIMCED)」へのリンク(Nov 16, 2010)
『貧困と脆弱性の経済分析』(黒崎卓、勁草書房、2009年)の紹介 (April 9, 2009)
<開発のミクロ経済学>『教育と経済発展:途上国における貧困削減に向けて』の紹介 (October 1, 2004)
読書案内:日本語で読むアマルティア・セン 、修正・追加(October 1, 2004)
フィールド調査、ミャンマー農村に写真追加 (October 11, 2002)
フイールド調査、2002年8月、パキスタン調査 (October 11, 2002)
フイールド調査から(2):稲と雑穀のデカン高原 (July 24, 2000)
新刊紹介:アマルティア・セン著、黒崎・山崎訳『貧困と飢饉』 (March 21, 2000)
フイールド調査から(1):2000年2月、パキスタン (March 21, 2000)
Everything is new (December 13, 1999)

 私、黒崎 卓(くろさき たかし)は、一橋大学経済研究所の教授です。2021年4月から23年3月まで経済研究所長を務めていたため時間が取れず、2023年9月に久しぶりのウェブ改訂をしました。現在、比較経済・世界経済研究部門というセクションで、開発経済学、とりわけ南アジアの経済発展について研究しています。また、一橋大学大学院経済学研究科の教員も兼ねており、開発経済学関係の講義と大学院生の論文指導という教育活動に従事しています。一橋大学大学院で開発経済学を学ぶことについての情報はこちらです。さらには2024年4月から一橋大学社会科学高等研究院(HIAS)の副院長をしております。

 1997年に、約10年間勤務したアジア経済研究所から、一橋大学経済研究所に異動しました。2010年4月から2016年3月までは、経済研究所附属の 経済制度研究センターの研究主任を兼任し、このセンターを足場に、5年間にわたる科学研究費(基盤S)プロジェクト 「途上国における貧困削減と制度・市場・政策:比較経済発展論の試み」(PRIMCED)を実施しました。

 2009年4月から6月までは、オーストラリア国立大学経済学プログラム、その前の2008年9月から2009年3月までは、アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校の農業資源経済学部にて、それぞれ客員研究員として滞在し、国立を留守にいたしました。オバマ大統領の選挙や就任などをリベラルなバークレーで過ごせたことは貴重な経験でしたし、バークリーとキャンベラの両方で最新の研究を追うことができました。2001年9月から12月まで、アメリカ・イェール大学のEconomic Growth Centerに客員研究員として滞在した時には9.11テロのタイミングになったわけで、私が訪米すると大きな転機に当たるようです。この間、一橋大学では、2003年度から2007年度まで実施された21世紀COEプロジェクト、「社会科学の統計分析拠点構築」(Hi-Stat)及びその後継グローバルCOEプロジェクト、「社会科学の高度統計・実証分析拠点構築」に参加いたしました。

 2010年度より、私が代表で、科学研究費(基盤S) 「途上国における貧困削減と制度・市場・政策:比較経済発展論の試み(PRIMCED)」を5年間のプロジェクトとして実施しました。この研究費を用いて、デリーのリキシャ引きや零細企業家調査、南インドのアーンドラ・プラデーシュ州での農村調査(家計内資源配分と児童労働、教育の質)、パキスタンのKhyber Pakhtunkhwa州での住民組織調査、パキスタンの家計調査ミクロデータ分析などを実施しました。PRIMCEDのディスカッションペーパーをご覧いただけると幸いです。2016年から17年にかけては、サバティカルをいただき、インドのジャワハルラール・ネルー大学にて1年弱を客員教授として過ごしました。廃貨やGST導入など波乱のインド滞在については、『書斎の窓』での連載「途上国の経済発展 インドから考える」をご覧ください。私の研究および教育活動に関する情報については、下から選びクリックして下さい。また、英語版のホームページもありますのでご覧ください。ただし頻繁に更新しておりませんので、最新情報は研究所の黒崎卓ホームページを参照ください。

日本語による研究業績

英語による研究業績

南アジア農村と開発経済学

大学院講義シラバス

フイールド調査:パキスタン

邦訳で読むアマルティア・セン

フイールド調査:インド・デカン高原

<開発のミクロ経済学>

フイールド調査:ミャンマーの農村より

『貧困と脆弱性の経済分析』


プライヴェート・ホームページ

 こちらのHPには、黒崎が撮った南アジア各国の写真、エッセイ、切手で語る南アジア現代史などが盛り込まれています。南アジア総合情報ホームページ、Mariamma's Homepageの一部ですので、こちらもぜひご覧ください。
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