日本語による研究業績

黒崎 卓

Last revision: September 20, 2024

 ここに示すのは、日本語での研究業績リストです。September 20, 2024初登場のものにはをつけました。ペーパーのコメント、あるいは入手し難いものなどありましたら、私まで連絡ください。開発経済学への紹介的な文献として、『日本経済新聞』紙の「経済教室」および『経済セミナー』誌に執筆した拙稿を、両社の承諾のもとに全文紹介します。


英語による研究業績はこちら


経済セミナー、日本経済新聞・経済教室からの抜粋

黒崎卓 「貧困の計測手法:よりより尺度を求めて」『経済セミナー』2020年2・3月号「特集 貧困削減のこれまでとこれから」No.712: 44-48.

黒崎卓 「ノーベル経済学賞に米大3教授 貧困削減へ効果的介入 解明」『日本 経済新聞』経済教室, 2019.10.21.

黒崎卓 「開発経済学の功績」『経済セミナー』2018年8・9月号「特集 いま知りたい開発経済学」: 22-25.

黒崎卓 「途上国、教育普及へ工夫を」『日本経済新聞』経済教室, 2014.11.3.


単行本

大塚啓二郎・黒崎卓・澤田康幸・園部哲史編著『次世代の実証経済学』(日本評論社、2023年、本体価格3,300円).
簡単な紹介は、こちらをご覧ください

黒崎卓・山形辰史『開発経済学:貧困削減へのアプローチ、増補改訂版』(日本評論社、2017年、本体価格 2,700円).

アマルティア・セン著、黒崎卓・山崎幸治訳『貧困と飢饉』(岩波現代文庫 学術366 岩波書店、2017年、本体価格 1,540円).

黒崎卓・栗田匡相『ストーリーで学ぶ開発経済学――途上国の暮らしから考える』(有斐閣ストゥデイア、2016年、本体価格 1,800円).
簡単な紹介と目次は、こちらをご覧ください

黒崎卓・大塚啓二郎編著『これからの日本の国際協力:ビッグ・ドナーからスマート・ドナーへ』(日本評論社、2015年、税込2,916円).
簡単な紹介と目次は、こちらをご覧ください


黒崎卓『貧困と脆弱性の経済分析』(勁草書房 開発経済学の挑戦II、2009年、税込3,570円).
簡単な紹介と目次は、こちらをご覧ください


Pakistan book黒崎卓・子島進・山根聡編著『現代パキスタン分析:民族・国民・国家』(岩波書店、2004年、5000円+税).
地域研究者としての仕事をまとめました。2001年世界同時テロ以来、重要性を増しているパキスタンに関する総合的な研究書です。詳しい目次等は、こちらをご覧ください


大塚啓二郎・黒崎卓編著『教育と経済発展:途上国における貧困削減に向けて』(東洋経済新報社、2003年、3800円+税).
黒崎卓・山形辰史『開発経済学:貧困削減へのアプローチ』(日本評論社、2003年、2500円+税).

黒崎 卓『開発のミクロ経済学:理論と応用』(岩波書店、2001年、5000円+税).
開発のミクロ分析が共通テーマの上記3冊の詳しい解説は、こちらの頁をご覧ください

アマルティア・セン著、黒崎卓・山崎幸治訳『貧困と飢饉』(岩波書店、2000年).


刊行済み研究論文

王 子恒・黒崎 卓「中国における資源制約と教育:コーホートサイズと性差に焦点を当てた実証分析」『アジア経済』63巻2号, 2022年6月, pp.32-69.

黒崎卓・窪田悠一・大林一広「内戦下の暴力とリスク・時間選好:パキスタン北西部の事例より」『経済研究』71(4) Oct 2020、pp.317-332.

黒崎卓「新興市場経済としてのインド:2016年廃貨政策を題材に」『比較経済研究』特集:新興市場経済システムの光と影、第57巻第1号、2020.1: 41-51.

子島進・山根聡・黒崎卓「第10章 東西パキスタンの政治・経済・社会」長崎暢子編『世界歴史体系 南アジア史 4 近代・現代』山川出版社, 2019年, pp.326-349.

子島進・山根聡・黒崎卓「第11章 現代パキスタンの政治・経済・社会」長崎暢子編『世界歴史体系 南アジア史 4 近代・現代』山川出版社, 2019年, pp.350-380.

後藤潤・石崎弘典・黒崎卓・澤田康幸・津田俊祐「インド零細・小規模企業の企業家能力、インフォーマリティと選好の異質性」『経済研究』69(3) July 2018: 242-275.

黒崎卓「インド零細・小規模企業の銀行利用と「廃貨」政策」『志林』85(4) 2018.3: 601-621.

黒崎卓「パキスタンの教育制度の特徴と課題」押川文子・南出和余編『「学校化」に向かう南アジア:教育と社会変容』昭和堂 2016.2: 58-94.

黒崎卓「開発途上国における零細企業家の経営とインフォーマリティ:インド・デリー市の事例より」『経済研究』66(4) Oct 2015: 301-320.

黒崎卓・吉村典子「インドにおける農村・都市労働移動と人的資本投資:デリーのリキシャ引きの事例を中心に」押川文子・宇佐美好文編『激動のインド 第5巻 暮らしの変化と社会変動』日本経済評論社, 2015.5, pp.213-246.

黒崎卓「教育普及:産業発展につながる教育支援」黒崎卓・大塚啓二郎編著『これからの日本の国際協力:ビッグ・ドナーからスマート・ドナーへ』日本評論社, 2015.2, pp.243-259.

黒崎卓「農業生産の長期変動:20世紀の100年」柳澤悠・水島司編『激動のインド 第4巻 農業・農村』日本経済評論社, 2014.9, pp.61-71.

黒崎卓・和田一哉「県データで見た農業生産の長期変動とその空間的特徴」柳澤悠・水島司編『激動のインド 第4巻 農業・農村』日本経済評論社, 2014.9, pp.73-123.

黒崎 卓・Hidayat Ullah Khan「開発途上国におけるコミュニティ動員型開発と集計的ショック:パキスタンのNGOの事例より」『経済研究』65(2) April 2014: 168-186.(概要) (Appendixを含むロングバージョンのDP)

黒崎卓・栗田匡相「開発途上国における家計消費の不平等と世帯主の年齢:タイ、インド、パキスタンの事例より」北村行伸編著『応用ミクロ計量経済学 II』、日本評論社: 2014.3, 101-120.

黒崎卓「インド・デリー市におけるサイクルリキシャ業:都市インフォーマルセクターと農村からの労働移動」『経済研究』64(1) January 2013: 62-75.(概要).

黒崎卓「途上国における自然災害の経済分析に向けたデータ収集方法:研究展望とパキスタンの事例」『アジア経済』53(4) June 2012: 48-68.(概要).

黒崎卓「村落レベルの集計的ショックに対する家計の脆弱性:パキスタン農村部における自然災害の事例」『経済研究』62(2) April 2011: 153-165.(概要).

黒崎卓・山崎幸治「経済成長と貧困問題」 石上悦朗・佐藤隆広編『現代インド・南アジア経済論』ミネルヴァ書房、ISBN 9784623060948、2011年, pp.16-44.(概要).

黒崎卓「労働移動とネットワーク、都市貧困:デリーのリキシャ引きの事例から」『南アジア研究』22号 December 2010: 383-404.(Full manuscript version in PDF, 264KB)。

黒崎卓「インド、パキスタン、バングラデシュにおける長期農業成長」『経済研究』61(2) April 2010: 168-189.(概要).(Appendixを含むロングバージョンのDP)。

黒崎卓・上山美香「経済発展における子供の健康状態と母親の農業従事、家計内資源配分:DHSデータを用いた南アジアとアフリカの比較」北村行伸編『応用ミクロ計量経済学』日本評論社, 2010, pp.265-282. (概要).(Discussion paper version in PDF, 358KB).

黒崎卓「南アジア経済に関する実証分析展望:制度・経済政策の効果に焦点を当てて」『南アジア研究』20号、2008.12.特集「南アジア・日本・世界:グローバル化と南アジア認識の変貌」, pp.160-175.(概要)。

黒崎卓「現物賃金と経済発展:途上国農村家計の労働供給と食糧確保に焦点を当てて」『経済研究』59(3) July 2008: 266-285.(概要)。

不破信彦・伊藤成朗・久保研介・黒崎卓・澤田康幸「インド農村部における児童労働・就学と家計内資源配分」『経済研究』57(4) October 2006: 328-343.(概要)。

黒崎卓「ミャンマーにおける農業政策と作付決定、農家所得」『経済研究』56(2) April 2005: 1-14.(概要), 正誤表(pdfファイル)

黒崎卓「作付シフトによる農業の発展:南アジアの経験分析」、尾高煌之助編『近現代アジア比較数量経済分析』法政大学出版局(比較経済研究所研究シリーズ19、2004年): 191-215.

上山美香・黒崎卓「ジェンダーと貧困」、絵所秀紀・穂坂光彦・野上裕生編『シリーズ国際開発第1巻 貧困と開発』日本評論社、2004年: 119-137.

栗田匡相・岡本郁子・黒崎卓・藤田幸一「ミャンマーにおける米増産至上政策と農村経済:8ヵ村家計調査データによる所得分析を中心に」。『アジア経済』45(8)、2004年8月: 2-37.(概要)。

黒崎卓「貧困・不平等研究におけるセンの貢献」。絵所秀紀・山崎幸治編『アマルティア・センの世界:経済学と開発研究との架橋』晃洋書房、2004年、pp.83-102.(概要)。

黒崎卓「北西辺境州農村経済の特色と国家・階層」。黒崎卓・子島進・山根聡編『現代パキスタン分析--民族・国民・国家--』、岩波書店、2004年、pp.205-227.(概要)。

黒崎卓「貧困の動態的分析:研究展望とパキスタンへの応用」。『経済研究』54(4), 2003年10月: 353-374(概要)。

黒崎卓「農業・非農業の生産性と教育:パキスタン農村の事例」。大塚啓二郎・黒崎卓編著『教育と経済発展:途上国における貧困削減に向けて』東洋経済新報社、2003年: 199-229(概要)。

黒崎卓「貧困の動学的変化と教育:パキスタン農村の事例」。大塚啓二郎・黒崎卓編著『教育と経済発展:途上国における貧困削減に向けて』東洋経済新報社、2003年: 231-252(概要)。

黒崎卓・山崎幸治「南アジアの貧困問題と農村世帯経済」絵所秀紀編『現代南アジア 2 経済自由化のゆくえ』、東京大学出版会、2002年:67-96.(概要)。

黒崎卓・小田尚也「パキスタン労働市場の研究」『大原社会問題研究所雑誌』、No.529、2002年12月号:11-27.(概要)。

黒崎卓「パキスタン農業の長期動向と農業開発政策の変遷」『アジア経済』43(6)、2002.06: 32-54.(概要)。

黒崎卓「パキスタン北西辺境州における動学的貧困の諸相」『経済研究』53(1)、2002.01: 24-39.(概要)。

黒崎卓「貧困削減政策へのミクロ経済学的アプローチ」『一橋論叢』2001年4月号、第125巻4号: 38-54.(概要).

黒崎卓「パキスタン・パンジャーブ州米・小麦作地帯における有畜農家の価格反応」『アジア経済』第41巻9号, 2000.9: 2-26.(概要).

黒崎卓「農業発展と作付変化---パンジャーブ農村の100年---」『経済研究』第51巻3号, 2000.7: 193-208.(概要).

黒崎卓「パキスタン北西辺境州における貧困・リスク・人的資本」『アジア経済』第40巻9/10号, 1999.9/10: 91-114.(概要).(修正の案内、PDF53KB).

黒崎卓・澤田康幸「途上国農村における家計の消費安定化--パキスタンの事例を中心に--」『経済研究』第50巻第2号, 1999.4: 155-168.(概要).

黒崎卓「貧困とリスク--ミクロ経済学的視点--」絵所秀紀・山崎幸治編『開発と貧困--貧困の経済分析に向けて--』(アジア経済研究所、研究双書、No.487、1998年): 161-202.(概要).

黒崎卓「パキスタンの労働力と経済発展--竹内・深町論文へのコメント--」『大原社会問題研究所雑誌』第472号(1998.3): 39-45.

黒崎卓「灌漑水市場の効率性--藤田幸一論文の分析モデルへの代替的提案--」『農業経済研究』 68(4) 1997.3: 207-214.(概要).

黒崎卓「パーキスターン--用水路・地下水灌漑の経済分析--」堀井健三・多田博一・篠田隆編『アジアの灌漑制度--水利用の効率化に向けて--』、新評論社、1996年:357-388.

黒崎卓「インド乾燥農業地域における農村のセーフティー・ネットと家計消費」佐藤宏編『南アジア諸国の経済改革と社会階層』アジア経済研究所、調査報告書、1996.3:115-138.

黒崎卓「日本における発展途上地域研究 1986〜94・テーマ編・開発経済学:農業--不完全市場下の最適化と経済発展」『アジア経済』36(8) 1995.8:29-41.

黒崎卓「農家経済における不確実性と保険メカニズム--パキスタン・パンジャーブ州の事例を中心に--」米倉等編『不完全市場下のアジア農村--農業発展における制度適応の事例--』アジア経済研究所、1995年:49-86.

黒崎卓「発展途上国における農産物価格形成と政府介入--パキスタン・パンジャーブ州における小麦の事例--」『アジア経済』35(10) 1994.10:31-63.(概要).

黒崎卓「パキスタンにおける大土地所有者--農業政策との関係を中心として--」山中一郎編『パキスタンにおける政治と権力--統治エリートについての考察--』アジア経済研究所(研究双書、1992年、No.415):107-156.

黒崎卓「パキスタンにおける「民活」政策の特徴とその進展」木村陸男編『アジア諸国における民活政策の展開』アジア経済研究所(研究双書、1992年、No.420):169-208.


ディスカッションペーパー

黒崎卓「パキスタンの長期教育統計」2015.8.16, CEI WP, no.2015-06.(Full paper in PDF, 1.22MB)。

黒崎卓・ヒダヤット・ウッラー・ハーン「開発途上国におけるコミュニティ動員型開発と集計的ショック:パキスタンのNGOの事例より(ロングバージョン)」. CEI Discussion Paper, No.2013-6 / PRIMCED DP No.47, January 2014.(Full paper in PDF, 1.30MB)。

黒崎卓「パキスタンの教育制度の特徴と課題」. Mimeo, March 2013(押川文子・南出和余編『南アジアの教育発展と社会変容』昭和堂、2016年出版).(Full paper in PDF, 597KB)。

黒崎卓・吉村典子「インドにおける農村・都市労働移動と人的資本投資:デリーのリキシャ引きの事例を中心に」. Mimeo, March 2013(押川文子・宇佐美好文編『第5巻 暮らしと社会』INDAS現代インド叢書、日本経済評論社、2015年出版).(Full paper in PDF, 473KB)。

黒崎卓・和田一哉「南アジア農業の長期変動とその空間的特徴」、January 2012.[PRIMCED discussion paper no.19](概要).(Access to the full paper in PDF, 9.39MB)。

黒崎卓「開発経済学における主体均衡論:ハウスホールドモデル・アプローチの新たな挑戦」 2010年度日本農業経済学会大会・特別セッション「農家主体均衡論研究の60年」(2010.3.28、京都大学)の改訂稿, May 2010.(Full paper in PDF, 188KB)。

黒崎卓「インド、パキスタン、バングラデシュにおける長期農業成長」Global COE Hi-Stat DP No. 125 , March 2010.(概要).(Access to the full paper in PDF, 944KB)。

澤田康幸・山田浩之・黒崎 卓「援助配分は貧困削減と整合的か? ドナー間比較」RIETIディスカッション・ペーパー08-J-065. 2008年12月.(概要). (Full paper in PDF, 276KB).

黒崎卓 「一時的貧困の緩和と円借款への期待」, JBICI Discussion Paper Series (ISSN 1347-9148), No.9, 2006年1月, 国際協力銀行開発金融研究所.(概要). (Full paper in PDF, 438KB).

黒崎卓「開発のミクロ計量経済学的分析:研究展望」、2002.5.(概要)。(Full paper in PDF, 76KB). Revised version prepared for 日本経済学会2002年度春季大会特別報告.

黒崎卓・荒木一視「インドにおける青果物流通:デリー・アーザードプル市場データの解題」、高根務編『開発途上国の農産物流通:アフリカとアジアの経験』アジア経済研究所、調査研究報告書、2002年3月: 17-49.

黒崎卓『農村貧困の脱却と人的資本---パキスタン北西辺境州家計調査から---』平成11年度 外務省開発援助研究委託業務報告書、平成12年度開発援助研究セミナー資料、2001年2月、東京:国際開発高等教育機構(FASID).(この報告書の改訂版は、T. Kurosaki and Humayun Khan, "Human Capital and Elimination of Rural Poverty: A Case Study of the North-West Frontier Province, Pakistan", IER Discussion Paper Series B No. 25, Hitotsubashi University. January 2001を参照.英文業績リストで全文読めます).

黒崎卓「パキスタンの農村家計における畜産のミクロ経済分析:パンジャーブ州シェーフープラー県と北西辺境州ペシャーワル県の事例から」篠田隆・中里亜夫編『南アジアの家畜と環境』文部省科学研究費・特定領域研究(A)「南アジア世界の構造変動とネットワーク」研究成果報告書No.8、2001.3: 109-135.(概要)。(Full paper in PDF, 77KB).

黒崎卓・澤田康幸「途上国農村における家計の消費安定化--研究展望とパキスタンへの応用--」IER Discussion Paper Series A No.361, January 1999, Hitotsubashi University.(概要)。(Full paper in PDF, 170KB).

黒崎卓「パキスタンの国民所得統計--農業部門を中心に--」 October 1997, Discussion Paper No.D97-12, 一橋大学経済研究所中核的拠点形成プロジェクト.(概要)。(全文紹介はこちら).


南アジアに関する一般向け紹介、報告書など

2024n 黒崎卓「ナディーム氏の金メダルを祝って急遽、記念切手発行!」『パーキスターン』285号、2024年10月、forthcoming.

2024i 黒崎卓「シンド州農村部で幼児の発育不全問題に取り組む」『パーキスターン』284号、2024年7月、pp.19-27.

2023f 黒崎 卓 「パキスタンの幼児発育不全問題に取り組む」『HQ』時代の論点(RESEARCH ISSUES)、2023年冬号(2023.12.27公開)

2021c 黒崎卓「カラチ低所得層における幼児の健康と新型コロナの影響」日本パキスタン協会編『第34回 シンポジウム・パーキスターン2020 コロナ禍のパキスタン健康・医療事情」、2021年3月、pp.34-43.

2021d 黒崎卓「コラム 郵便局で切手を買う」宮本久義・小西公大編著『インドを旅する55章』明石書店、2021年6月, pp.342-343.

2019i 黒崎卓「書評 岡部純一著『行政記録と統計制度の理論 --- インド統計改革の最前線から』」『経済研究』70(4) October 2019, pp.369-371.

2019g 黒崎卓「パキスタン農業の新しい風:契約農業とアグリビジネス」『パーキスターン』No.266, Sept 2019: 10-15.

2018f 黒崎卓「パキスタン:持続的貧困削減に向けて」渡辺利夫編『アジア経済読本 第4版』第3刷、2018年加筆版。(東洋経済新報社、2018年): 345-369.

2017j 黒崎卓「書評 川満直樹『パキスタン財閥のファミリービジネス:後発国における工業化の発展動力』」『南アジア研究』第29号 2017年:204-206.

2016-7 黒崎卓「連載 途上国の経済発展:インドから考える」「第1回 デリーへの道」『書斎の窓』2016年11月号, No.648, pp.59-63. 「第2回 デリーに住む」『書斎の窓』2017年1月号, No.649, pp.22-26. 「第3回 廃貨のインパクト その一」『書斎の窓』2017年3月号, No.650, pp.39-45. 「第4回 廃貨のインパクト その二」『書斎の窓』2017年5月号, No.651, pp.44-50. 「第5回 ネルー大学の研究環境」『書斎の窓』2017年7月号, No.652, pp.41-45. 「第6回 モンスーンのめぐみ」『書斎の窓』2017年9月号, No.653, pp.47-52.

2016i 黒崎卓「牛とヨーグルトと南アジア農村経済」『学際』第2号、2016.9: 94-100.

2016b 黒崎卓「インド・デリーのリキシャ引きの子どもと教育」押川文子・南出和余編『「学校化」に向かう南アジア:教育と社会変容』昭和堂 2016.2: 296-299.

2015k 黒崎卓「貧困層 なお3億人近く存在:過去の経済政策のつけか」『週刊エコノミスト』2015年10月27日号、特集「インド 世界市場最後のフロンティア」p.32.

2015b 黒崎卓「インドでのインフラ支援:デリーの地下鉄建設」黒崎卓・大塚啓二郎編著『これからの日本の国際協力:ビッグ・ドナーからスマート・ドナーへ』日本評論社, 2015.2, pp.61-63.

2014e 黒崎卓「インドのフィールドと開発経済学から見た児童労働問題」日本ILO協議会『Work & Life 世界の労働』2014年3号、通巻18号、2014年6月: 11-17.

2014i 黒崎卓「スィヤールコート製サッカーボールとパキスタン経済」『パーキスターン』No.252, 2014.11, pp.2-8.

2013e 黒崎卓「インド亜大陸の郵便局めぐり」『フィールドプラス』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, No.11, 2014.1: 30-31.

2012j 黒崎卓「イスラマバードでのセミナー「日本におけるパキスタン研究」」『パーキスターン』, No.243, 2012.9.

2012i 黒崎卓・山根聡「日本のアーティスト/コレクターの眼 魅せられてインド。」展でのパキスタン関係展示」『パーキスターン』, No.243, 2012.9.

2012h 黒崎卓「繊維工業」p.445、「郵便制度」p.821、辛島昇他監修『新版 南アジアを知る事典』平凡社.

2012e 黒崎卓「パキスタンの経済」立川武蔵・杉本良男・梅津正倫編『世界地理講座 4 南アジア』(朝倉書店)2012年6月20日. ISBN978-4-254-16794-8 定価17,850円(税込), pp.116-124.

2012a 黒崎卓「南アジア郵趣コレクション」五十嵐理奈・堀川理沙編『魅せられてインド。日本のアーティスト/コレクターの眼』福岡アジア美術館、pp.88-91.

2010c 黒崎卓「インド経済の光と陰:教育に焦点を当てて」『如水会々報』No.954, 2010.2: 32-35.

2009f 黒崎卓「パキスタン:持続的貧困削減に向けて」渡辺利夫編『アジア経済読本 第4版』(東洋経済新報社、2009年): 345-369.

2006h 黒崎卓 「コミュニティと経済発展:南アジアのフィールドから考える」『創文』2006年7月号, No.488: 13-16.

2006e 小田尚也・黒崎卓 「カラバーグ・ダム問題」『パーキスターン』2006年5月号: 17-22.

2006d 黒崎卓 「MDGs達成に照らした教育・保健・食糧・貧困の状況と課題」 財団法人国際金融情報センター『インド経済の諸課題と対印経済協力のあり方(財務省委嘱研究会)』2006年3月: 31-46.

2005c 黒崎卓 「インドにおける貧困問題の現状と対策」 財団法人国際金融情報センター『インドの経済問題と今後の効果的な対印経済協力の方策(財務省委嘱調査)』報告書、2005年3月: 49-58.

2004d 黒崎卓 「連載 南方見聞録」『経済セミナー』。「A:人的資本と小学校の「質」」2004.5: 42-43;「C:お茶の値段と一物一価の法則」2004.7: 78-79; 「E:児童労働とISO」2004.9: 46-47;「G:ハイブリッド棉花生産で働く子供たち」2004.11: 58-59; 「I:雨に濡れる」2005.01: 78-79; 「K:コミュニティはどこに?パキスタンの住民参加型開発の試み」2005.03: 80-81.

2004e 黒崎卓 「Sketch 途上国農村の労働市場・フィールド調査・農業賃金統計」『ESTRELA』2004年6月(No.123): 26-29.(Hi-Stat Newsletter, No.1, 2004.4: 4-6にその短縮版掲載).

Pakistan 60 book 2003d 黒崎卓「緑の大地の恵み:アジア最大の灌漑農業が抱える問題」「頭脳流出:海外で活躍するパキスタン人」。広瀬崇子・山根聡・小田尚也編『パキスタンを知るための60章』明石書店、エリア・スタディーズシリーズ、2003.7: 272-277, 313-317.

2003a 黒崎卓「パキスタン:持続的経済発展の基礎条件」渡辺利夫編『アジア経済読本 第3版』(東洋経済新報社、2003年): 314-335.

2002 黒崎卓「切手が語る南アジア現代史」『外交フォーラム』No.172、2002年11月号:52-57.

2000j 黒崎卓「銃口とブルカの向こう側---パキスタン北西辺境州での農村家計調査から」『コッラニ』16号、特集:インド・南アジアの村: 164-167.

2000l 黒崎卓「稲と雑穀のデカン高原」『季刊南アジア:構造・変動・ネットワーク』第2巻4号(2000年3月号): 62-64.拡張版はこちら.

2000f 黒崎卓「パキスタン経済の概況」財団法人・国際経済交流財団(日本貿易振興会アジア経済研究所委託)『パキスタン経済の現状』2000.3: 4-32.

2000g 黒崎卓「パキスタンの農業開発政策の展開と今後の展望」山本裕美編『現代アジアの農業政策』アジア経済研究所、調査研究報告書、開発研究部1999-3-12、2000年3月: 91-112.

1999c 黒崎卓「ミネラルウォーターから見た南アジア経済」古田元夫編『南から見た世界02東南アジア・南アジア』大月書店:250-251.

1998i 黒崎卓「論壇:核実験後のパキスタン経済」『国際開発ジャーナル』1998.8: 16-17.

1998a 黒崎卓「パキスタン--近代国家五十年、インダス文明五千年--」『AERA Mook アジア学のみかた』朝日新聞社:44-45.

1997k 黒崎卓「開発の概念の諸相--インド、パキスタン--」川田順三他編『いま、なぜ「開発と文化」なのか』岩波講座・開発と文化第1巻、岩波書店:254-255.

1997i 黒崎卓「パキスタン灌漑農業の五十年」『アジ研ワールド・トレンド』1997.9:22-25.

1997g 黒崎卓「パキスタン--国境変更と統計上の問題--」『ニュースレター:アジア長期経済統計データベースプロジェクト』第6号1997.7:8-10.(英文版の全文).

1997f 黒崎卓「紹介、Akhtar Hossain, Macroeconomic Issues and Policies: The Case of Bangladesh」『アジア経済』38(6) 1997.6: 83.

1995d 黒崎卓「パキスタン経済の多様な顔」小西正捷編『もっと知りたいパキスタン』第4刷改訂版、弘文堂:116-126.


開発経済学関連の報告書、入門・教科書、その他



2024j 黒崎卓「特別シンポジウムT「国際的潮流から農業経済学のミッションを考える−持続可能な社会へのトランジションにむけて−」コメント」『農業経済研究』, 96巻2号: 129-131.

2023g 黒崎卓「書評 大塚啓二郎 著 『「革新と発展」の開発経済学』」『農業経済研究』95(3) Dec 2023, pp.210-211.

2023c 園部哲史・黒崎卓「第2章 実証経済学の政策への実装」大塚ほか編2023所収.pp.43-69.

2021b 大塚啓二郎・木島陽子・園部哲史・澤田康幸・島田剛・黒崎卓「コロナ後の途上国経済:開発経済学の役割 実務との連携を巡って」『経済セミナー』No.718、2021年2・3月号、pp.53-61.

2019m 黒崎卓「農家家計と非農業所得」日本農業経済学会編(盛田清秀編集委員長)『農業経済学事典』丸善出版、pp.586-587.

2019j 島田剛、黒崎卓、戸堂康之「開発経済学会(JADE) 第1回大会:Hayami Conferenceからの新たな展開」『経済セミナー』2019年10・11月号, No.710, pp.130-133.

2019b 黒崎卓「社会的不正義 根絶への信念 この一冊 『貧困の経済学(上)(下)』マーティン・ラヴァリオン著」『日本経済新聞』2019年1月19日朝刊、p.25.

2018h 黒崎卓「貧困計測の展開」国際開発学会編『国際開発学事典』丸善出版、2018.11、pp.548-549.

2017h 黒崎卓「シャーダラで出会った零細企業家」『インド通信』第470号、インド通信版Gazetteer of South Asia<南アジア地誌事典・第245回>、2017.12: 1-3.

2017f 黒崎卓・山崎幸治「訳者解説:『貧困と飢饉』---その後の研究」(アマルティア・セン著、黒崎卓・山崎幸治訳『貧困と飢饉』、岩波現代文庫 学術366 岩波書店).pp.315-348.

2016f 栗田匡相・黒崎卓「途上国の希望と開発経済学:出会いと感謝の冒険にむけて 自著を語る 『ストーリーで学ぶ開発経済学:途上国の暮らしから考える』」『書斎の窓』有斐閣, No.646, 2016年7月: 47-51.

2015n 黒崎卓「2015年ノーベル経済学賞、アンガス・ディートン:家計データの分析を極め、長期経済発展を展望」『経済セミナー』、No.687, 2015.12/2016.1月号: 90-94.

2015m 黒崎卓「途上国における家計の災害への脆弱性:国ごとに異なる有効な政策」『日本経済新聞』、第10回四大学連合文化講演会、文理融合で作る安全・安心社会、2015年10月24日掲載.

2015l 黒崎卓「今年のノーベル経済学賞、ディートン教授のすごさとは:消費行動実証モデルの革新から長期経済発展の分析へ」『日経ビジネスオンライン』、2015年10月21日掲載.

2015f 黒崎卓「経済学入門:理想のカリキュラム 途上国の貧困問題を解決するために経済学は役立つの?」『経済セミナー』No.683, 2015年4・5月号, 46-49.

2013b 黒崎卓「書評 佐藤孝宏・和田泰三・杉原薫・峯陽一編『生存基盤指数:人間開発指数を超えて』」『社会経済史学』78(4) Feb 2013: 641-642.

2012f 岡崎哲二・黒崎卓・吉川洋「鼎談:経済史の可能性 ---経済学と歴史学の境界を探る」『経済セミナー』No.667, 2012.8-9: 10-24.

2010e 大塚啓二郎・黒崎卓・澤田康幸・園部哲史「提言 開発援助研究の長期戦略」『国際開発ジャーナル』No.640, 2010.3: 17-19.

2010b 黒崎卓「途上国への援助を考える冷静な視点 (書評:ウィリアム・イースタリー著『傲慢な援助』)」『経済セミナー』No.652, 2010.2・3, p.126.

2009h 黒崎卓・澤田康幸「途上国支援、開発援助の質高めよ:研究と事業の連動強化を」『日本経済新聞』経済教室.2009.12.21.

2008e 黒崎卓「解説 児童労働:経済学の観点から」『働かされる子どもたち:児童労働』シリーズ「世界の子どもたちは今」2、アムネスティ・インターナショナル日本 (ISBN 9784860573669), pp.115-125.

2008b 末廣昭・黒崎卓「セッション3 能力構築とガバナンス」『学術の動向』2008年2月号、特集2 国際開発協力:持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2007、pp.67-71.

2008c 黒崎卓「開発経済学者からのコメント」高倉浩樹編『地域分析と技術移転の接点:「はまる」「みる」「うごかす」視点と地域理解』東北大学東北アジア研究センター、東北アジア研究シリーズ No.9: 115-119.

2007f 黒崎卓「Expert's View: 開発援助とガバナンス」JICA広報誌『Monthly JICA』特集ガバナンス、July 2007、22号、p.20-21.

2007d 黒崎卓「脆弱性の概念とその指標化:経済学のアプローチ」絵所秀紀監修、国際協力機構(JICA)編著『人間の安全保障:貧困削減の新しい視点』国際協力出版会、2007.04、53-70.

2007c 黒崎卓「書評 石川滋『国際開発政策研究』」『経済研究』58(2) April 2007: 187-189.

2007b 黒崎卓「書評 辻井博・松田芳郎・浅見惇之編著『中国農家における公正と効率』」『経済研究』58(4) October 2007: 376-378.

2007a 黒崎卓「ムハマド・ユヌスとグラミン銀行のノーベル平和賞受賞に寄せて」『経済セミナー』2007年2/3月号(No.624): 52-55.

2006j 「オピニオン:一時的貧困の緩和に果たすインフラ整備の役割」『JBIC TODAY』2006年10月号: 9.

2006f 黒崎卓 「マイクロファイナンスへの投資はいかが? 書評・フェルダー直子『世界を貧困から救う新しいビジネスモデル:入門マイクロファイナンス』」『経済セミナー』2006年6月号, p.112.

2005e 黒崎卓 「脆弱性の概念とその指標化」 国際協力機構/国際協力総合研修所『貧困削減と人間の安全保障 Discussion Paper』2005年11月、総研 JR 04-70: 163-178.

2005g 黒崎卓 「ミレニアム開発援助戦略と農業・農村開発」『農業と経済』71(11), September 2005、特集:開発援助の新潮流: 37-46.

2005d 黒崎卓 「経済理論、実証研究、途上国でのフィールドワーク」『学術月報』日本学術振興会、2005.5、58巻5号: 18-19.

2005a 黒崎卓「教育・経済発展・政府開発援助」『月刊NIRA政策研究 これからの10年を考えるための100冊の本』18(1) 2005.01: 44.

2003j 黒崎卓「農業」ジェトロ・アジア経済研究所・朽木昭文・野上裕生・山形辰史編『テキストブック開発経済学 新版』有斐閣: 109-122.

2002e 黒崎卓「アマルティア・センの理論と貧困削減の戦略」『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』27(7), 2002.7: 145-148.

2001b 黒崎卓・山形辰史「開発経済学---ミクロ的アプローチ」『経済セミナー』連載、2001.4-2002.3.

2001g 市井礼奈・黒崎卓「マイクロクレジットと貧困緩和」(財)地球産業文化研究所、「貧困問題の解決に向けた課題とグローバル・ガバナンスの役割」研究会平成12年度報告書、2001.04.

2000i 黒崎卓・栗田匡相・上山美香・市井礼奈「貧しき人々の声をいかに聞くか---世界銀行の参加型貧困評価を読む」『世界』2000年7月号: 222-232.

2000e 黒崎卓・山崎幸治訳、アマルティア・セン著、『貧困と飢饉』岩波書店.

2000a 黒崎卓「ミクロ開発経済学の新しい流れ」『経済セミナー』2000年3月: 17-21.

1999b 黒崎卓「社会的コミットメント・共同体・発展途上国の福祉問題」『厚生』1999年5月号:24-25.

1999b 黒崎卓「社会的コミットメント・共同体・発展途上国の福祉問題」『厚生』1999年5月号:24-25.

1998k 黒崎卓「開発経済学とデータベース」『ニュースレター:アジア長期経済統計データベースプロジェクト』第11号1998.11:2-3.

1998j 黒崎卓「農業と家計:個票データによる農村経済の総合分析」『アジ研ワールドトレンド』1998年11月号: 17-20.

1998b 黒崎卓「貯蓄--備えあれば憂いなし--」山形辰史編『やさしい開発経済学』(アジアを見る眼、96)アジア経済研究所: 57-67.

1997j 黒崎卓「書評: Elisabeth Sadoulet and Alain de Janvry, Quantitative Development Policy Analysis」『アジア経済』38(10) 1997.10: 67-71.

1993b 黒崎卓「途上国の農家・家内企業と市場」『アジ研ニュース』(149) 1993.11:16-19.



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