このたび、山本裕一教授がSociety for the Advancement of Economic Theory (SAET) のフェローに選ばれたことをお知らせします。

山本教授の専門分野はミクロ経済学、ゲーム理論です。繰り返しゲーム、確率ゲーム、ベイズ学習などといったミクロ経済学の問題について今まで研究をしてこられました。

Society for the Advancement of Economic Theory (SAET)（経済理論学会）は、「理論経済学の知識を発展させ、経済学、数学、ゲーム理論、その他経済理論に役立つ可能性のあるあらゆる分野の研究者間のコミュニケーションを促進する」ことを目的とした学会です。

この学会のフェロー（Economic Theory Fellow）は、科学的卓越性、独創性、リーダーシップ、高い倫理基準、学術的・創造的業績により同学会のフェローシップ委員会より選出されます。フェローの貢献は、純粋研究、応用研究、行政サービスなど、理論経済学のさまざまな分野に及びます。フェローとなるための要件は、経済理論の本質的な発展に寄与することです。具体的には、優れた出版実績、精力的な編集委員会活動、名誉、科学的、教育的そして専門的な業績、または大学院生の育成などが評価の基準となります。フェローのリストはこちらからご覧いただけます。