講師 ● 専門分野:ミクロ計量経済学、応用計量経済学、労働経済学 ● 科学研究費補助金研究者番号:70861011
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計量経済学の手法の開発並びにその応用を行ってきました。手法の開発にあたっては、観察可能なデータに制約がある時にいかにして政策介入の効果を推定するかというプログラム評価分析の分野で研究をおこなってきました。特に、複数期間の観察を活かした手法であるDifferences-in-Differences分析に関心があり、通常の実験で頻繁に行われる事前のサーベイデータを用いることで実験そのものでは見ることができない効果を識別できることを示しました。応用としては、中国における民営化の効果の推定において生産関数のノンパラメトリック識別手法が役立つことを示し、民営化の効果が十分にあること、企業サイズによって民営化の効果が大きく異なること、を示しました。
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◎キーワード
プログラム評価, SUTVA, Royモデル, 生産関数