四大学連合は、東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京工業大学、一橋大学が、研究教育の内容に応じて連携し、新しい人材の育成と学際領域・複合領域の研究教育の更なる推進を図ることを目的としています。活動の一環として年1回開催されている文化講演会は、毎回300人以上が参加する大規模なものです。12回目となる今回は、耐震・制震技術、心血管ゲノム、アフリカにおける地域紛争などの多様な分野における最先端の研究成果が紹介されました。一橋大学からは、代表者の植杉威一郎が、不動産市場と経済との関係について行っている研究内容を、日本のバブル期における不動産市場の特徴や不動産バブルが経済に及ぼした影響に触れながら、紹介しました。