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[2015/07/15]

Springer社より、The Economics of Interfirm Networksを刊行しました。分担者の渡辺努氏、代表者の植杉威一郎、連携研究者の小野有人氏が編者となり、HIT-REFINED参加メンバーを中心に執筆したものです。日本はもとより世界でも稀少であった大規模な企業間ネットワークや銀行-企業間関係データを用い、その態様を定量的に把握するとともに、取引関係ネットワークや貸出関係を通じたショックの伝播のあり方を描写しています。これらの知見は、HIT-REFINEDが分析対象とする、金融危機が起こるメカニズムについても有用な示唆を与えるものです。