●自己紹介
学歴

1972年
横浜国立大学経済学部卒

1974年
一橋大学大学院経済学修士課程修了

1977年
一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得



最高学位

  博士(経済学,第166号) 一橋大学
  名誉博士(Dr.h.c.) ロシア科学アカデミー中央数理経済研究所


職歴

1977年
一橋大学経済研究所専任講師

1981年
一橋大学経済研究所助教授

1990-2012年
一橋大学経済研究所教授

2004年-2005 年
一橋大学経済研究所長

2012年-
一橋大学名誉教授,一橋大学経済研究所特任教授
2014年-
国立中興大学・国際政治研究院・国際平和戦略センター・上席研究員


海外活動

1987年
ソ連科学アカデミー中央数理経済研究所客員研究員

1990-91年
カリフォルニア大学バークレー校・ハーバード大学客員研究員

2005-2006年
レオンチェフセンター客員研究員

2007 年
レオンチェフセンター客員研究員

2010年
フィンランド銀行移行経済研究所招聘客員研究員

2011年
フィンランド銀行移行経済研究所招聘客員研究員

2012年
フィンランド銀行移行経済研究所招聘客員研究員

2013年
フィンランド銀行移行経済研究所招聘客員研究員

2013年
東西センター(ハワイ・ホノルル)客員研究員

2014年
フィンランド銀行移行経済研究所招聘客員研究員

2014年
東西センター(ハワイ・ホノルル)客員研究員

2015年
東西センター(ハワイ・ホノルル)客員研究員



学会
  
2011-2013年
比較経済体制学会代表幹事(会長)

2012-2014年
Association for Comparative Economic Studies(米国) 理事

2013-
Economic Systems. Editorial Board

2013-
Comparative Economic Studies. Editorial Board

2013-
Management (University of Primorska). Editorial Board



研究歴

   大学院時代は、ソビエト数理経済学の理論的調査や分権的最適計画メカニズムに関する数理経済学的研究を行いました。
  一橋大学着任後は、時代の変化と研究リソース環境の変化に対応して、理論的最適化モデルの性能を計算機シミュレーション
  によって確かめる作業や、産業連関表を利用したソ連・東欧の静学的・動学的多部門実証分析を行うことに重点を移しました。
  ソ連崩壊後から現在にいたるまで、市場経済への移行に直目して、
   (1) ロシアや新興国諸国の経済成長と国際石油価格・交易条件・交易利得・エネルギー効率の変動の関係についての現代的時系列解析、
   (2) 産業連関表等を利用した新生ロシアや中央アジアの経済・産業構造分析、
   (3) 新興国とBRICsの比較経済研究、
   (4) ロシアの財政連邦主義や金融・証券制度に関する統計的・制度的分析、
   (5) EU・アジア・BRICs国際産業連関表を利用した各国間経済リンケージの分析、
   (6) ロシア・中国・中央アジアの鉱工業生産、GDPの歴史的遡及統計推計、
   (7) 環境経済
  に関する教育・研究を試みております。

現在進行中の研究プロジェクト

   現在は、主として5つの研究に専念しています。
  すなわち、
   (1) 戦後ロシアの経済成長と国内的・国際的産業連関の分析、
   (2) ロシアの最適成長経路の中長期見通しの研究、
   (3) 新興国,特に アジア太平洋地域新興国と移行経済の経済成長とエネルギー効率の国際比較分析、
   (4) 新興国,工業国,産油国の交易条件と成長の関連分析、
   (5) ロシアの歴史的長期GDP推計(1860年代~現在)、戦後中国GDP推計、
   (6) ロシア・中央アジアの石油・ガス産業や自動車産業の研究、
   (7) カーボンフットプリントの分析や環境(サンゴ礁やツンドラ等)の経済的・非経済的価値の測定。
  いずれも実証研究を中心としたものですが、measurement with theory を心がけております。


キーワード
ロシア ソ連 アジア BRICs 成長 歴史統計 産業連関表 産業構造 環境経済価値 石油・ガス エネルギー効率