トランス・ポジショナルなケイパビリティ指標作成に向けた国際共同研究

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本プログラム(「トランス・ポジショナル(位置越境)なケイパビリティ指標の作成」)は、若手研究者の長期相互派遣を中心として、海外の研究機関と緩やかに協同することを目的とします。
暮らしの豊かさを評価する際、GDPや主観的幸福度等の一元的指標に代わり、個々人の自由や機会の多様性に着目するケイパビリティ・アプローチが A. Sen により提唱されました。この方法は、従来の公共政策の弱点を克服できる一方で、多次元的な指標の一般化が難しいという課題をもちます。本研究は、派遣者を通じて複層的な視野を獲得すること、それをもとに、各々の状況や立場に応じた「客観性」を基礎とした指標を構成することを目指しています。

[ 2015/5/28 ]

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