表3 シンガポール・タイ・マレーシアの株式市場整備


<シンガポール>

1973年 証券業法(Securities Industry Act 1973)が制定され、これに従い証券業評議会(Securites Industry CounciI)が設立され、SES.MASと協議して証券監督を行っている。

1985年 パン・エレクトリックイシスとSES改革。

1986年 New Securities Industry Act1986制定。

1987年 SESDAQ(Stock Exchnange of Singapore Dealing and Automated Quotationシステムの導入。

1988年 株式委託手数料に低減料率を導入。

1989年 CLOBシステム導入;株式取引の完全自動化。

1990年 SES上場停止になったマレーシア株の場外取引のためCLOBインターナショナルを設立。後にマレーシア株以外も対象となった。

1992年 海外証券会社がインターナショナル・ライセンス取得により、SES会員となることが認められた。

1993年 株式オプション取引再開。

1994年 ATC(Authorised Trading)開始。

1995年 株式大口手数料の引下げ。


<マレーシア>

1988年 KSLE第2部市場開設。

1989年 証券市場の半自動化システムの導入。

1990年 マレーシア株式のシンガポール市場上場を禁止。債券格付け機関(RMA)の設立。

1992年 取引所取引システムの完全自動化。

1993年 証券取引委員会(SEC)の設立。

1994年 生産システムの完全自由化。

1995年 派生証券取引の開始。


<タイ>

1987年 Second Boand(第2部)およびForeign Board(外国人専用ボード)設置。

1988年 SDC(Share Depository Center)および“Book Entry”システムの開始。

1991年 ASSET(Automated System for the Stock Exchange of Thailand)導入。

1992年 SIMS(the Stock Exchange of The Information Management System)とASSETのオン・ライン開始。Scriptress Systemの開始。

1993年 ASSETとSDC(Share Depository Center)およびSRG(Share Regstration Department)がリンク開始。