産業・金融ネットワーク研究会 研究計画

2009年6月2日 齊藤

研究トピックの題名

産業・金融ネットワーク研究会 研究計画

テーマ1:企業集積の効果について

内容

企業の集積は、知識移転による生産性の向上や競争による淘汰機能の強化など、さまざまな効果をもたらすと考えられる。これらの効果を実証的に確かめることを目的とする。

  1. 企業の集積が生産性の向上に寄与しているのか、取引先までの距離はどのように寄与しているのか。
  2. 企業の集積が企業の参入と退出にどのような影響を与えているのか。業績の悪い企業ほど退出するという淘汰機能は強化されているのかを分析する。

用いるデータ

(1) 財務データ、 (2) 取引関係データ、 (3) 参入データ、 (4) 退出データ(倒産、解散、廃業、休業、合併などの形態別)

テーマ2:企業退出の予測について

内容

企業のデフォルトを予測するモデルは数多く存在するが、自主的な退出や合併などを予測するモデルは稀有である。企業が取引を行う上で、このような予測は重要であり、TDBの新しいサービスとなりうるのではないかと考えられる。

用いるデータ

(1) 財務データ、 (2) 取引関係データ、 (3) 退出データ(倒産、解散、廃業、休業、合併などの形態別)

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