旧東亜経済研究所関係資料
東亜経済研究所は経済研究所の前身であり、1940(昭和15)年に東京商科大学に設置された。その後、1946(昭和21)年に経済研究所に改組されるまで、主に実証研究を中心とした研究が行われた。戦災等のため現存する当時の研究成果は必ずしも多くないが、下記の資料は経済研究所資料室にて保存されている。
『東亜経済研究所研究叢書』
山田勇 『東亜農業生産指数の研究』 昭和17年、日本評論社、本文401頁。
『研究叢書』として実際に刊行されたのはこれだけであるが、このほかに原稿が完成していながら、戦禍のために出版できなかったものに次のものがある。
泉三義 『日本製粉業の展開過程』
阿部源一 『東亜農業の基本問題』
根岸國孝 『仏領印度支那に於ける人口問題』
『東亜経済研究年報』
第1輯、昭和17年、日本評論社、本文717頁。
なお、第2輯、第3輯も原稿は完成していたが、戦火のため灰に帰した。
『東亜経済研究報告』
| 第1輯 | 山口茂 | 「支那貨幣の性格と銀行券の問題」、 昭和20年 |
| 第2輯 | 小山路男 | 「組織より見たる産報運動の発展と現状」、 昭和20年 |
| 第3輯 | 服部一馬 | 「分村計画の展開とその問題」、 昭和20年 |
| 第4輯 | 江譲爾 | 「仏領印度支那に於ける偏倚生産の特殊性」、 昭和20年 |
| 第5輯 | 研究部編 | 「東亜経済年譜」、 昭和18~昭和19年 |
| 第6輯 | 高橋泰蔵 | 「南方経済における国民所得の推算に関する一資料」、 昭和20年 |
| 第7輯 | 泉三義 | 「印度工業化の特質」、 昭和20年 |
| 第8輯 | 津田隆 | 「北支綿業の基本的難点」、 昭和20年 |
| 第9輯 | 研究部編 | 「東亜経済年譜」、 昭和20年 |
| 第10輯 | 増淵竜夫 | 「中国郷村社会研究の若干問題」、 昭和20年 |

