一橋大学経済研究所
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研究者紹介 ウィワッタナカンタン ユパナ(教授)        
研究者紹介
客員教授/客員准教授/
  客員研究員
過去に研究所に在籍した
  研究者
一橋大学経済研究所
186-8603 東京都国立市中2-1
Tel 042 580 8312
Fax 042 580 8333
E-MAIL
 
ウィワッタナカンタン ユパナ(准教授)
ウィワッタナカンタン・ユパナ  
WIWATTANAKANTANG, Yupana    
教授 / 経済制度研究センター

専門分野 企業金融論, コーポレート・ガバナス
E-MAIL
科学研究費補助金研究者番号 20361842
学歴職歴
1988年3月
1991年3月
1991年1月
1991年9月
1991年10月
1992年3月
1992年4月
1995年3月
1999年3月
2003年6月
2000年6月--2003年5月
2007年4月
2008年12月
タマサート大学経済学部卒業
タマサート大学大学院経済学研究科修士号
Siam Commercial Bank(タイ国)入行
Siam Commercial Bank退職
筑波大学留学生日本語センター入学
筑波大学留学生日本語センター修了
一橋大学大学院経済学研究科研究生入学
一橋大学大学院経済学研究科修士修了
一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得
一橋大学経済研究所附属経済制度研究センター助教授
一橋大学経済研究所附属経済制度研究センター客員助教授
一橋大学経済研究所附属経済制度研究センター准教授
一橋大学経済研究所附属経済制度研究センター教授
最終学歴
1999年3月 一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程
経済学博士(一橋大学)(2000年3月)
研究歴

2000年4月の経済制度研究センター着任以来、東アジアにおけるコーポレートガバナンスの構造に焦点をあて、ガバナンスの実態に迫るとともに、アジア危機との関連を分析してきました。タイ企業を対象とし、企業の所有権が財閥に集中していることを示しました。また、家族企業がしばしば銀行と密接な結びつきをもっていることを実証し、銀行と密接な結びつきをもつ企業は、97年危機の前後において、より有利な条件での貸付を受けていたことがわかりました。こうした資金調達により、企業は危機から受けた打撃を軽減できました。1997年の東アジア金融危機以後は、家族企業が危機後も存続しましたが、家族企業の数は減り、外国人投資家や政府がそれに取って代わりました。衰退した家族企業は資金難に直面しましたが、ポリティカルコネクションにより、危機を乗り切ったことを実証しました。

現在進行中の研究内容

現在は、公開企業であるファミリー企業に焦点を当て、経営支配権の分配のあり方における動学的側面に着目し、主に次の3つの研究に従事しています。(1) ファミリー企業が時間の経過とともにどのように拡大発展してきたか、(2) 創業者がいかに企業グループを形成してきたか、(3) ファミリー企業の後継者決定要因について、公開企業として専門経営者に権限委譲するかといった問題を分析しています。特に(3) ファミリー企業の政治的影響力が、政策および経済発展に及ぼす影響については、研究上の特長として、独自のデータセットを構築することが挙げられます。現在1991年〜2005年までのタイにおける企業および銀行の所有構造と役員構造データ、1950年〜2000年までの日本の上場企業に関する家族構成、所有構造、役員構造、財務状況に関するデータベースの構築を進めているところです。

◎キーワード コーポレートガバナンス, ファミリー企業, 財閥, 後継者, 所有構造, 資金調達