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吉原 直毅 YOSHIHARA, Naoki

教授 / 経済・統計理論研究部門

 専門分野:厚生経済学, 社会選択とゲームの理論, 数理マルクス経済学

 科学研究費補助金研究者番号:60272770

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学歴職歴

1990年3月 北海道大学経済学部経済学科卒業
1992年3月 一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了
1995年3月 一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得
1995年4月 一橋大学経済学部助手
1996年4月 大阪大学社会経済研究所助手
1998年1月 北海道大学経済学部助教授
1999年10月 一橋大学経済研究所助教授
2007年4月 一橋大学経済研究所准教授
2010年4月 一橋大学経済研究所教授
2016年2月 一橋大学経済研究所退職
   
2001年9月- 2003年8月 イェール大学政治学部客員研究員
2013年10-2014年9月 マサチューセッツ大学アマースト校経済学部客員研究員

 

最終学歴

1995年3月 一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程
博士(経済学) (一橋大学)(1996年2月)

 

研究歴

研究者としての最初の仕事は、マルクス的労働搾取関係と階級関係の生成と、生産過程における労資の権力関係との対応性についてミクロ経済理論的に分析。その後、ロック主義的な自己所有権を許容する効率的及び衡平的資源配分ルールの分権的遂行可能性の研究。それら2分野の成果からなる博士論文を提出。その後、ロールズ=センの分配的正義論に基づく配分ルールや、ドゥウォーキンの分配的正義論に基づく協力的交渉解の公理的研究、ヴァン・パレースのリアル・リバタリアン理論を体現する社会的厚生関数及び配分ルールの規範的・誘因両立的特性の研究等を推進。また、センのリベラル・パラドックス以来の「社会的厚生と個人的権利」に関するゲーム形式アプローチに基づく研究プロジェクトも推進。

 

現在進行中の研究プロジェクト

現在は、主に以下が当面の主要な研究プロジェクトである。第一に、マルクス的搾取概念に基づき、市場経済均衡の原理的特性を明らかにする。第二に、現実社会の経済政策の政治的意思決定を二大政党制の下での政治的競争ゲームとしてモデル化し、そのゲーム均衡の特性についての分析。第三に、NPOや協同組合企業の、市場経済下での社会的存在意義を特徴付ける為の応用厚生経済学的研究である。第四に、センの機能と潜在能力理論等の非厚生主義的福祉指標や平等主義的福祉指標と、伝統的な厚生主義的福祉指標とを統合した包括的な社会的厚生評価の可能性についての理論研究。第五に、権利配分に関するゲーム形式的制度設計の検証可能性についての理論研究。

 

◎キーワード

労働搾取, 分配的正義, 公理的分析, 資源配分ルール, 社会的厚生関数, 政治的競争ゲーム