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鈴木通雄 SUZUKI, Michio

特任准教授 / 新学術領域研究部門

 専門分野:マクロ経済学, 所得・消費格差,生産性

 科学研究費補助金研究者番号:40580717

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研究歴

家計や企業の異質性に注目した定量的なマクロ経済分析の問題意識から、個々の経済主体が直面するリスクや、様々な制約についての理解を深めること、そして、データと整合的に構築したモデルを政府の政策評価に応用することを目指して研究してきました。Ph.D.を取得したUniversity of Western Ontarioでは、主に、米国、カナダの所得・消費格差と定量的なマクロモデルの整合性について研究を行いました。その後に勤めた日本銀行金融研究所と東京大学大学院経済学研究科では、日本のデータを用いて、所得・消費格差の分析を引き続き行うとともに、企業レベルのデータを用いて、日本での研究開発減税の効果、銀行危機時の銀行への公的資本注入政策の効果について研究を行いました。

 

現在進行中の研究プロジェクト

現在取り組んでいるプロジェクトはおおまかに次の2つです。(1)事業所間の生産技術の異質性と製造業の生産性成長率に関する実証分析(2)日本における長期的な経済成長率の低下が家計貯蓄率や所得・消費格差に与えた影響の分析。(1)では、同一産業内での事業所間の生産技術の異質性を考慮するFinite Mixtureモデルを構築し、その同定可能性と推定方法を研究しています。そして、その理論を応用して、日本の製造業の生産性成長率の変動要因をより精緻に分析することを試みています。(2)では、日本におけるバブル崩壊以降の経済成長率の長期停滞が家計貯蓄率、所得、消費格差に与えた影響を、マクロモデルを用いて定量的に分析しています。

◎キーワード

マクロ経済学, 格差, 消費, 貯蓄, 生産性, 設備投資