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北村 行伸 KITAMURA, Yukinobu

教授 / 経済計測研究部門 / 社会科学統計情報研究センター

 専門分野:応用計量経済学, マクロ経済学, 金融・財政論, 公共経済学

 科学研究費補助金研究者番号:70313442

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研究歴

研究活動は1991年に日本銀行金融研究所に着任してから始まった。当時は、家計貯蓄や資産蓄積に関する計量的な分析を行っていた。その後、金融政策問題にも研究範囲を広げ、わが国で始めて物価連動債に関する本格的な実証研究と政策議論を始めた。2004年にはわが国でも財務省が物価連動債を発行するに至った。また小渕政権下での2000円札発行の理論的基礎となった研究も行った。

日本銀行金融研究所ではじめたパネルデータ分析も継続して行ってきた。世代会計の手法を用いて日本の財政状況を論じた研究を1990年代後半に行った。

また、景気や物価の経済史的研究も行ってきた。これらの研究は産業革命や大恐慌の時期における経済構造の変動と物価や金利なのどの金融変数の変動との関係を論じたものである。

 

現在進行中の研究プロジェクト

現在の研究テーマは以下の7つである。(1) 様々なミクロ計量経済学の手法を用いて、消費パターンのダイナミックな変動、結婚の意思決定、子供の成長パターン、個人家計別消費者物価指数の構築などについて分析を行っている。(2) 日本の物価連動債の評価とそこから得られる情報の分析を行っている。(3) 高齢者の生活実態の把握と老後に必要な資金の推定とそれを可能にする制度的仕組みの研究を行っている。(4) 最適消費税に基づく消費税率の計算を行っている。(5) 財政赤字下での金融政策のあり方を研究している。(6) 中小企業に対する公的融資制度と民間金融機関の貸出が与えた影響を分析している。(7) 戦前期の農家経済の実態分析をパネルデータを用いながら行っている。

 

◎キーワード

ミクロ計量経済学, パネルデータ分析, 消費, 物価, 農家経済, 金融政策・財政政策, 結婚